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楽天のEC物流らしさ

作業ではない。思いを込めるロジスティクス

楽天のEC物流と他の物流との違い。それは、店舗様の思いやこだわりを理解し実現させる物流体制に挑戦し続けようという姿勢にあると私は思っています。物流と言えば「作業」というイメージが強いと思いますが、配達という定義で言えば、購入者様に対して「出店店舗様の代わりに商品をお届けする」べきであると考えます。たとえば、初めて購入したお客様に対して自店舗を好きになって欲しいというオーナー様の思いを込めたチラシを入れたいという店舗様に対して、対応しない物流企業もあります。しかし、チラシは店舗様とエンドユーザー様がつながるきっかけであるため、我々は対応しますし、例え今できないことでも将来できるように考え続けます。

スタッフの一体感&スピード

当社はとにかく意思決定が速く、経営者から倉庫内のスタッフまで全員が「何を目指し、何をすべきか」を常に考えているため、何かを実行する際にベクトルが合いやすく、決定と行動のスピードが速いことが特徴です。経営状況や事業方針なども常に現場まで情報が共有され、目標数値も倉庫内のそれぞれの立場のスタッフに合わせた目標値として見える化します。そうすることで自分たちの目指す姿が体系化され、ゴールへの意識と達成した時の喜びが一気に加速します。また現場の声を常に吸い上げるために意見箱も設けています。単に荷物を扱う物流ではなく、店舗様とエンドユーザー様の商品を全員がお預かりし、大切にお届けするという意識があるからこそ、一致団結して最適なEC物流を目指し続ける風土が根付いています。

楽天のEC物流の強さ 
スタッフの一体感とデータから予測する力

データから仕掛けるEC物流企業

楽天グループである当社は実に様々なデータを基にロジスティクスを戦略的に仕掛けることが可能です。たとえば、楽天市場のセール情報から日々のエンドユーザーのレビュー、各出店店舗様の商品の動き、楽天市場のランキングなど、様々なデータを自分から取りに行き、EC物流の分析や予測を立てることができる。時には売上データから、店舗様に「この商品は今後売れるのでもっと在庫が必要かもしれません」と我々から提案したり、楽天市場のランキングから販売数を予測し、倉庫内のオペレーションを構築することで店舗運営を支援します。このような物流を行うのは楽天グループの当社ならではだと実感します。

思いと取り組みは還元される

楽天スーパーロジスティクスのEC物流のすごさ。それは、我々にEC物流をお任せいただくことで、経営が改善し、店舗様が変化することを目の当たりにできることです。ECを展開する店舗様は必ずといって良いほど成長の踊り場に差し掛かり、伸び悩む時期があります。そうした店舗様に対して、我々がEC物流で最大限貢献することで、商品の出荷や在庫管理に追われ販売の機会を損失していた店舗様が成長する後押しをするのです。楽天市場の店舗様には社長兼従業員2名など小規模で経営されている店舗様も多く、今まで1日数十人だった購入者が、我々のEC物流を利用することで一気に何千人に増えたとしても対応できるようになります。そうした店舗様の成長の瞬間に立ち会える魅力が、私たちのEC物流にはあります。

「安全」「品質」「効率」をテーマに
EC物流を研究開発する
安全 品質 効率

安全を第一に、速く正確に購入者の方へ商品をお届けする。そのために当社では「安全」「品質」「効率」の3つを指針に掲げ、倉庫内オペレーションの現場で常に改善、前進することを目指しています。変化のない所に成長はないという意識のもと、オペレーション部門は例えるなら研究開発員のように、常に最適なEC物流を追求し続けています。たとえば、IT部門の社員が倉庫内に常駐し、気づいた改善点を意見交換。わずか数ヶ月間で50以上の項目を改善しました。現場のスタッフの意見も積極的に取り入れ、良いアイデアはすぐに実行/検証/仕組化し、改善を行っています。「安全」「品質」「効率」をテーマに出店店舗様とエンドユーザー様のニーズに応え続けられるEC物流を追求し、全員で3つの指針を高めることを目指し続けます。

変革し続けるロジスティクス
私たちのEC物流が立ち向かうテーマの面白さ

店舗数4万以上、会員数1億人以上を持つ楽天市場。
そのEC物流では日々、いろいろなテーマに取り組んでいます。
その一例をご紹介します。

〔Theme〕売れすぎる恐怖からの解放

楽天市場の出店店舗様にとって購入者のトラフィックを上げることは非常に重要ですが、“売れすぎる恐怖”も同時に付いて回ります。つまり、売れすぎることで在庫管理・梱包・出荷などの物流業務が追いつかないという状況を意味します。そうした事態から、良い商品を持っていてもある時期から売り上げが伸びず、成長の踊り場に差し掛かるときがあります。そうした店舗様を我々のEC物流サービスを利用いただくことで売れすぎる恐怖から解放し、販売や経営に集中していただくことが可能になります。また、我々の安全・品質・効率を追求したEC物流サービスにより顧客満足度が上がり、より一層の売上アップに繋がるのです。

〔Theme〕実店舗に近いEC物流を目指す

店舗様のこだわりやエンドユーザー様の要望を聞き続けて、今すぐにはできなくてもいつか実現できるように考え、変革し続ける。それが楽天グループのEC物流を担う我々のテーマです。たとえば、リアルな店舗と同じようにプレゼントのラッピングやメッセージカードの封入をEC物流のサービスとして実現する。単に速い、安いではない、サービスも含めた世界一のEC物流を目指し続ける姿勢こそ、他の会社にはない当社ならではのEC物流企業としての面白さであり、特徴です。

職場環境

挨拶と意見とアイデアが活発に交差する職場から
「安全」「品質」「効率」の効果が生まれる

「お疲れ様です!」「あの件を相談したいのだけど、一緒にお昼どう?」「○○さん、息子さんの大学合格おめでとう!」「システム入力でアイデアがあるのですが」…。当社では、社員からスタッフまで全員が挨拶や意見、アイデアを活発に交わすコミュニケーションが盛んです。情報の共有も密に行われ、マネージャー、リーダー、社員、スタッフとそれぞれの立場に合わせた目標を見える化し、一丸となって同じゴールに向かう意識が芽生えています。その成果は、「安全」「品質」「効率」にも表れ、誤出荷比率の飛躍的な改善を実現しています。4S(整理、整頓、清掃、清潔)が行き届いた倉庫で明るい雰囲気の中、社員・スタッフ全員がいきいきと働いています。こうした職場環境も革新的なEC物流をつくりだす上で有効に機能しています。

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